【倉敷意匠】多鹿治夫鋏製作所/播州小野 裁鋏(いぶし)

品番:28351-01

商品ID:52224911

9,900円(税900円)

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一生ものの「本当に使えるハサミ」
日本製ラシャ切鋏(らしゃきりばさみ)は、海外から持ち込まれた製法を応用して、江戸時代後期の頃より、わずかに製造されつつありました。
「ラシャ」という言葉を今ではあまり耳にしませんが、紡毛を密に織って起毛させた厚地の毛織物のことです。
室町時代末頃から輸入され始めたラシャは、とても丈夫で保温性が高く、陣羽織火事羽織などに使われました。
その頃、江戸にたどり着いた西欧の洋服職人がラシャ切鋏を伝えたと聞きます。
しかしながら、当時のラシャ切鋏は大きく重く、日本人の手には収まり辛いものでした。
そこに大きな変革をもたらしたのが播州小野の地でした。
昭和の初頭、全く独自の製法によるラシャ切鋏を生み出したのです。
播州小野のラシャ切鋏は、その使い易さと切れ味から瞬く間に全国に名を馳せることとなりました。
この播州小野で、ラシャ切鋏の高い技術と精度をしっかりと受け継いでいるのが、「多鹿治夫鋏製作所」三代目・多鹿竹夫さんと四代目・大輔さんです。
洋裁に使われる裁鋏を中心に、あくまでも鉄から成型し砥いでいくという昔ながらの手法で、一丁ずつ丁寧に作り上げています。

サイズ:幅8.5×長さ21cm
柄部:軟鉄
刀身部:複合鋼(安来鋼「白紙1号」)
製造国:日本
4539745036518
52224911

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